整体整骨の治療

◎膝の痛み

・膝の痛みは、日常の歩行に大きな支障をもたらしますね。健康のために歩きたくとも、膝が痛くては歩けませんし、かえって悪化させてしまうこともあります。また、日常の動作、立ったり座ったりするときの痛みはかなり本人の負担にもなります。

・この膝の痛みを我慢して膝サポーターなどでごまかしていても、膝サポーターをしていることにより不自然に他の部位に負担を強いてしまうというい結果になりかねないのです。さらに、悪化胃すれば、「変形性膝関節症」にまで進行してしまいます。

・この「変形性膝関節症」は、膝関節のクッションである軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となっています。結果、膝の関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる病気です。中高年の方に多い病気ですが、とりわけ女性に多いようで、50歳以降になるにつれて患者さんの数が増えているようです。

・あまりひどくないときに、カイロプラクティックによる治療もありますが、まずはきちんと診察し、治療の仕方を聞いてから判断されるのが良いかと思います。

<変形性膝関節症の治療法>

・一度すり減ってしまった関節軟骨は、もとの完全な形に修復されることはありませんから、「変形性膝関節症」の治療は、痛みをとり、膝が完全に曲がりきらない状態や伸びきらない状態を改善していくという、膝の機能を高めることを目指して治療が行われます。
・治療方法は、症状の進行度や痛みの程度によって人によってそれぞれ異なりますが、薬物療法、温熱・冷却療法、運動療法の3つの療法が基本となります。これらの治療でも痛みが緩和されない場合に外科的療法を行います。

①薬物療法 ~ 病気そのものを治すためのものではなく、あくまでも対症療法として、炎症を抑え、痛みなどの症状を軽くして回復を助けるための治療になります。薬は、医師の指示に従って正しく服用することが大切ですから、副作用があるからとか、飲んでも効かないからと勝手に判断して飲むのをやめたりするのは良くありません。

②温熱療法・冷却療法 ~ 関節炎による痛みを少なくしたり、炎症をおさえるためには、患部を温めたり冷やしたりするのは効果的ですから、慢性の疾患の場合は、患部を温める温熱療法が行われます。逆に、膝が熱っぽく腫れているような急性の痛みには冷却療法を行うようにします。家庭で行える温熱療法には、お風呂に入って患部を温める方法です。また、温湿布やホットパックを使って暖める方法があります。また、日ごろから患部にサポーターを当て冷やさないようにすることも大切ですが、症状によってはこれらの療法で効果がない場合もありますから自己判断しないようにしましょう。温熱療法でしたら、整骨院、マッサージ院なので温めるということも可能でしょう。ただし、病院の診察結果から、そのような治療をしても良いか、医師に相談してみるのもいいかと思います。

③運動療法 ~ 筋力をつけることで、関節への負担を減らす。体重をコントロールして、肥満による関節への負担を減らす。運動することで、膝周辺の組織へ栄養分がいきわたり、老廃物が排泄される。膝にたまった水がなくなる。関節の動きをよくし、膝が完全に曲がりきらない状態や、伸びきらない状態を防ぐ。関節軟骨がすり減っていても、軟骨細胞の新陳代謝がよくなると、細胞が活性化し、繊維軟骨が再生されやすくなる。このような効果があるので、運動療法も効果的ですが、必ず医師と相談してから実行しましょう。

④外科的療法 ~ 最終手段として外科的療法を行います。手術をすれば痛みがなくなり、動けるようになりますし、その結果、活動範囲が広がり生活も楽に明る過ごせるようになります。ですが、手術にはデメリットもあります。患者さんの年齢、体力、どこまでの回復を望んでいるのかなど、すべてのことを考慮して、適切な手術を選択しなければならないと思います。